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社務所再建へCF3回目

社務所再建へCF3回目

関蝉丸神社 10月、万博でPR

社務所再建へCF3回目
神社復興への協力を呼びかける川戸さん(大津市で)

 平安時代の歌人で琵琶奏者の蝉丸をまつる関蝉丸神社(大津市逢坂)の下社に社務所を再建しようと、同神社復興支援奉賛会がクラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は880万円で、会長の川戸良幸さん(70)は「神社に来た人が落ち着いて集える場所をもう一度作りたい」と話している。

 822年創建とされる同神社は、芸能の神社でかつては多くの芸能関係者が参拝していたが、2013年に台風による倒木で本殿の屋根が破損。翌14年、復興に向けてまずは多くの人に神社のことを知ってもらおうと、地元の有志が「芸能祭」の実行委員会を結成。出演者を募集すると能楽師や琵琶奏者らが応じ、15~22年に8回開催した。

 19年には復興支援奉賛会が発足。同会が21年と22年にCFを募ると、芸能祭による機運の高まりもあって、計約1200万円が集まった。傷んでいた旧社務所の取り壊しや本殿の一部修復に充て、22年の創建1200年を祝う記念大祭を無事に迎えた。

 活動は一区切りついたが、神社の復興はまだ道半ばで、川戸さんらは「人が集まれる社務所が必要」と3回目のCFを今月1日から実施している。10月8日には、CFを幅広く周知するため、大阪・関西万博の会場で、芸能祭に出演した人たちを中心とする8組が芸事を奉納する。

 CFは11月28日まで、専用サイト「レディーフォー」(https://readyfor.jp/projects/sekisemimru2025)で受け付けている。問い合わせは同奉賛会事務局の加藤さん(080・5706・2331)。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 社務所再建へCF3回目

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