大津市を舞台にした小説「成瀬は天下を取りにいく」の主人公・成瀬あかりをデザインしたマンホールの蓋が19日、同市に寄贈され、作中で成瀬の最寄り駅として描かれる膳所駅近くに設置された。
シリーズ最新作で完結編の「成瀬は都を駆け抜ける」が昨年12月に新潮社より発売されたことを記念し、同社が寄贈した。直径は約65センチ。琵琶湖の水模様を背景に、1作目の表紙の成瀬があしらわれている。

この日、市役所で行われた寄贈式には作者で同市在住の宮島未奈さん(42)が出席。「成瀬がマンホールになるなんて思っていなかった。街の象徴の一つとして成瀬が刻まれることは、作者としてとてもうれしい」と喜んだ。
その後、宮島さんに見守られながら京阪膳所駅の改札付近にマンホールの蓋が設置されると、市民らが早速写真に収めていた。佐藤健司市長は「たくさんの方がゆかりの地として大津にいらっしゃる中で、新たな『愛されスポット』になってほしい」と期待した。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 成瀬 「最寄り」にマンホール蓋