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<障スポ閉幕> 挑む姿 勇気与えた

<障スポ閉幕> 挑む姿 勇気与えた

県勢 メダル最多174個

<障スポ閉幕> 挑む姿 勇気与えた
県選手らが見送る中、退場する他県の選手ら(彦根市で)
宮下知事に大会旗を手渡す三日月知事(奥、彦根市で)
宮下知事に大会旗を手渡す三日月知事(奥、彦根市で)

 第24回全国障害者スポーツ大会(わたSHIGA輝く障スポ)は27日、3日間の日程を終えて幕を閉じた。県勢は約290人の選手が全14競技に出場。個人、団体合わせて金87、銀53、銅34の計174個のメダルを獲得した。過去最多となった昨年(佐賀大会)の47個を大きく上回り、活躍が目立った。

 平和堂HATOスタジアム(彦根市)で行われた閉会式では、競技を終えた約5600人の選手団が参加。パラリンピック競泳男子金メダリストでスポーツ庁長官の河合純一氏は「全力で競技に挑む姿は、スポーツの持つ力、人間の持つ可能性を私たちに強く印象づけ、勇気を与えてくれた」と大会を振り返った。

 出席した高円宮妃久子さまは「大会を通じて育まれた選手同士の友情や滋賀県の方々との絆が、いつまでも皆さまの心に残ることを期待しています」と述べられた。

 その後、三日月知事から来年の障スポ開催地となる青森県の宮下宗一郎知事に大会旗が引き継がれ、五輪の聖火にあたる「 炬火きょか 」が納火された。

 最終盤の「ファイナルステージ」では、県出身のミュージシャンで大会PR大使の西川貴教さんが登場。県内中高生の吹奏楽隊とともにヒット曲「HOT LIMIT」などを披露し、会場を盛り上げた。

 式典後には、同スタジアムで県選手団の解団式が行われた。水泳の南井瑛翔選手は「多くの皆様の支えがあったからこそ、選手たちが力を発揮できた」と感謝し、「大会での経験を糧に、それぞれの目標に向かって更に成長し、活躍していきましょう」とあいさつ。三日月知事は「皆さんが得た経験、出会いを力にし、これからに生かしてほしい」とねぎらった。

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