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名誉回復へ 再審訴え

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日野町事件 弁護士や遺族ら集会

名誉回復へ 再審訴え
日野町事件について説明する伊賀弁護士(東近江市で)

 日野町で1984年に酒店経営の女性が殺害され、金庫が奪われた「日野町事件」で、強盗殺人罪で無期懲役が確定した阪原 ひろむ ・元受刑者(2011年に75歳で死亡)の支援者らが22日、東近江市内で集会を開き、一日も早い再審開始決定を求めた。

 事件を巡っては、大阪高裁が2023年2月、大津地裁に続いて再審開始を認める決定を出した。しかし、検察側は決定を不服として、最高裁に特別抗告を申し立てた。

 この日は、弘さんの長男・弘次さん(64)や長女(62)のほか、1966年に起きた静岡県の一家殺害事件で再審無罪となった袴田巌さんの姉・ひで子さん(92)ら約90人が参加した。

 集会では日野町事件の弁護団長である伊賀興一弁護士が事件を振り返り、現場検証の際に金庫が捨てられた場所まで阪原さんが案内する様子を撮影したとされる写真ネガの一部が帰り道に撮ったものだったことなど、捜査の問題点を指摘。「再審公判は阪原さんの名誉を回復する判決が取れると確信している」と力を込めた。

 弘次さんは「最後まで戦って再審無罪を必ず勝ち取り、父の墓前に家族みんなで報告に行きたい」と話した。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 名誉回復へ 再審訴え

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