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膳所小戦前の貴重史料 

膳所小戦前の貴重史料 

20日から150年記念展示 学生帽や鬼瓦 

 大津市立膳所小学校(中庄)が11月に創立150周年を迎えるのを記念し、写真や学校日誌、学生帽などで明治~昭和の同小を振り返る史料展が20~28日、同市本丸町の膳所市民センター2階で開かれる。同小は2度焼失し、昔の史料がほとんど残っていない。主催の膳所歴史資料室運営協議会が戦前の史料の提供を呼びかけている。(生田ちひろ)

膳所小戦前の貴重史料 
寄せられた集合写真や三角帽などを示し、「地域の歴史として、史料があれば寄せてほしい」と話す寺田さん(大津市で)

2度焼失提供求める 

 同小の前身「粟津学校」(本丸町)は1876年(明治9年)11月に開設。同年、膳所地域に設置された五つの小学校の1校で、10年後には他の4校と統合して「尋常科膳所小学校」となった。

 本丸町から現在地に移転した翌年の1929年(昭和4年)に火災が起こり、新校舎は全焼。翌年に再建されたが、69年に再び火事に見舞われ、校舎の大半が焼失した。71年までに現在の膳所小校舎が完成したが、それ以前の史料は少ないという。

史料展に提供された1917年の卒業記念写真(膳所歴史資料室運営協議会提供)
史料展に提供された1917年の卒業記念写真(膳所歴史資料室運営協議会提供)

 史料展は地域の歴史を学校の変遷と共に知ってもらおうと企画。今春から提供を呼びかけ、卒業アルバムや校章入りボタン、成績表などが集まり、同室所蔵の物も含め約40点が用意できた。

 17年(大正6年)撮影の卒業記念写真では、移転前の木造学舎の前で、学生帽をかぶった着物姿の男子や、併設の裁縫学校に通う着物姿の女子らの姿が写る。29年の火事まで数か月しか存在しなかった学舎を写した絵はがきもある。

 明治期の校章「Z」が刻まれた旧校舎の鬼瓦、卒業アルバムや先端に房の付いた三角の学生帽、69年の火事で溶けたガラス片も並ぶ。

 同協議会の寺田智次会長(74)は「小学校の歴史は、地域の歴史そのもの。眠ったままの史料はぜひ寄せてほしい」と呼びかける。史料は展示後、所有者の承諾を得て膳所小学校に寄贈する。

 問い合わせは寺田会長(090・4282・7734)。

 大津市立膳所小学校(約650人)は13日、体育館で記念式典を開いた。

 冒頭、山根公徳校長が在校生に「幾多の試練を乗り越え、地域に愛されてきた学校。記念すべき節目にいることを誇りに思ってほしい」と語った。

 児童代表として6年生6人が前に立ち、順番にあいさつし、「多くの先輩がたくさんの思い出を作ってきた」「伝統を受け継ぎ、もっと素敵な学校にしたい」「改修工事を終えたピカピカの新校舎で新しい歴史をつくります」と述べた。

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[紹介元] YOMIURI ONLINE 膳所小戦前の貴重史料 

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