県など近江八幡で催し 大河出演者 登場

来年が安土城の築城開始から450年に当たり、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」も放送されるのに合わせ、県とびわこビジターズビューローは8日、「戦国」をテーマに県内の魅力を発信する観光キャンペーン「戦国ディスカバリー滋賀・びわ湖」を始めた。
県内に残る戦国時代の史跡を核に観光客を呼び込むのが目的。各城や歴史資料館を巡るスタンプラリーや、戦国をイメージした限定メニュー「戦国メシ」の販売イベントなどが各地で来年12月末まで開催される。
この日は安土文芸の郷公園(近江八幡市)でオープニングイベントがあり、大河で明智光秀を演じる要潤さんと丹羽長秀役の池田鉄洋さんが登場。ほら貝や手裏剣投げを体験して観客を盛り上げた。
会場では、県や市町などが計36のブースを出し、ご当地グルメや観光地、歴史をPR。そのうち、大津市は坂本城跡で1979年度に出土した瓦を展示した。近江八幡市の会社員中山慶介さん(58)は「県内には他にも彦根城などがあって魅力が多い。イベントをきっかけに県外の人にも色んな史跡を見てもらいたい」と話していた。
キャンペーンの詳細は公式ホームページ(https://sengoku-discovery.biwako-visitors.jp/)で。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 戦国テーマ いざ観光PR