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県とミシガン州深い絆

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県とミシガン州深い絆
ミシガン州マーケット市で、大学関係者に飛び出し坊やを寄贈した三日月知事県提供

三日月知事は9月、8日間の日程で米国を訪れた。目的は、2年後のミシガン州との姉妹提携60周年に向けた交流継続の確認などで、インディアナ州にも足を延ばした。他県では知事の高額で不透明な海外視察が議論を呼んでいるが、三日月知事は旅程は精査しているとしたうえで「議会などへの説明もしている。重要な機会を選んで行っており、国際感覚を持った自治体運営のために継続したい」としている。(梨木美花)

県によると、訪米の主な目的は二つ。一つは、ミシガン州との姉妹提携継続の確認だ。現州知事の任期満了が迫っており、会談では関係の継続を確かめ合った。会談だけでなく、同州のつり橋で行われたウォーキングイベントに参加し、交流を深めた。

琵琶湖のある県は、五大湖の一つ「ミシガン湖」があるミシガン州と、1968年に姉妹協定を締結した。湖沼環境問題についての国際会議、双方の住民によるホームステイや教員派遣などで交流を深めてきた。

89年には、提携20周年を記念し、彦根市に州立大学連合が運営する「ミシガン州立大学連合日本センター」を設立。外国人留学生の受け入れや、日本人向けの英語講座などを開催してきた。県としても、ミシガン州に駐在員を派遣し、文化や経済の交流を積み重ねている。

もう一つの目的はインディアナ州で開催された「日本・米国中西部会日米合同会議」への出席だ。駐米大使や州政府幹部、経済団体の関係者などが集まる会議で、人脈を築き、県をPRしたという。

その他にもミシガン州内に拠点を置く県ゆかりの企業を訪問したり、スタートアップ企業が集積する産学官連携拠点を視察したりして、県内経済活性化のヒントを探ったという。

東近江市の姉妹都市、同州マーケット市では、現地の大学長と面会し、交通安全啓発の「飛び出し坊や」をプレゼントした。

帰国後、知事は記者会見で、海外訪問について「メールやオンラインでの交流を積み重ね、タイミングを見て限定的に訪問している。交流の発展を目と目を見ながら確認することは重要だ」と強調した。「多くの外国人観光客が滋賀を訪れ、外国人の県民も増えている中、国際的な感覚を持った自治体運営は重要なテーマだ。そういうマインドを醸成するため、今後も継続していきたい」と述べた。

出典:読売新聞オンライン


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