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<参院選2025>期日前投票 バスで1票

<参院選2025>期日前投票 バスで1票

米原市選管 16~18日に導入

<参院選2025>期日前投票 バスで1票
移動期日前投票所となる路線バスの車両に設置する掲示物(米原市で)

 20日投開票の参院選で、米原市選挙管理委員会は、16~18日に「移動期日前投票所」を導入する。今回の参院選から、市内に設ける投票所の数を会場となる施設の老朽化などを理由に45から16に削減。一方で、有権者の利便性を確保するため、バスの車両を使った期日前投票所を3日間でスーパーなど計7か所に開設することにした。

 市は、2005年2月に山東町、伊吹町、米原町が合併して誕生。その8か月後に近江町が加わった。

 市の投票所は、旧4町で使用していた区割りを基準に45か所を維持していた。

 しかし、周辺自治体に比べて数が多く、投票所になる自治会館や集会所なども古い建物がほとんど。入り口に段差があるなど高齢者や障害者への対応ができておらず、長年の課題となっていた。

 また、22年の参院選では、45か所のうち、有権者が最も多い投票所は米原学びあいステーション(下多良)で2325人。最も少ないのは曲谷集会所(曲谷)の38人で、1時間あたりの投票者は1・55人とコストや人繰りの面でも改善が必要だった。

 市選管は24年3月、投票所1か所あたりの有権者数を1000~2000人、最大で3000人となるように区割りの見直しを検討。投票所を16か所に減らすことを決めた。当初は今年2月に実施予定だった市長選から適用することになっていたが、前市長が任期途中で辞職して日程が前倒しされたため、今回の参院選からとなった。

 移動期日前投票所は有権者の投票機会を担保するための対応策で、16~18日に湖国バスの路線バスを2台借りて、車内に投票箱や記載台などを設置する。また、20日の投票日には、移動が困難な市民を対象に無料の乗り合いタクシー(要事前予約)も運行する。

 市選管の担当者は「参院選の投票日は3連休の中日で投票率の低下もささやかれているが、誰もが投票しやすい環境を整備し、投票率アップを図りたい」と話している。

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