15日から 記念サイダーやライトアップ


見頃を迎える紅葉に合わせ、国宝や国重要文化財がある湖南市の天台宗3か寺が、15日から「国宝 湖南三山紅葉めぐり」を開催する。2005年に常楽寺、長寿寺、善水寺で「湖南三山」と称してから20周年となる今年は、新たに「国宝湖南三山サイダー」(税込み300円)の販売も開始。紅葉にちなんだデザインの御朱印紙も用意している。30日まで。
湖南三山と打ち出す以前は、年間5000人弱の拝観者だったが、今では3~4倍に増え、うち半分を紅葉シーズンが占めるという。3か寺とも本堂が国宝で、善水寺の梅中堯弘住職は「善水寺本堂は屋根のふき替え工事中で外観は見られないが、(日中は)堂内の仏さまを間近で拝んでいただける」と話している。
各寺とも午前9時~午後4時で、拝観料は大人600円、中高生300円。善水寺は期間中の金~日曜と24日の午後5~8時、長寿寺は22~24日の午後5時半~8時まで夜間ライトアップを実施する。ライトアップ中の拝観料は、善水寺が大人400円、中高生200円、長寿寺は本堂の拝観料も含み大人1000円、中高生300円。
問い合わせは、市観光協会(0748・71・2157)。
[紹介元] YOMIURI ONLINE 錦秋の湖南三山 巡ろう