フランス発祥の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」が今春、大津市打出浜のびわ湖ホールで開催されることが発表された19日、音楽ファンや演奏家から歓迎の声があがった。
びわ湖ホールの運営を手伝う「劇場サポーター」を続ける大津市大萱、アルバイト店員宮田政広さん(58)は、音楽祭のテーマになっているモーツァルトの大ファン。「東京でやっているのを知って、滋賀でも開いてほしいと思っていた。いろんな演奏をはしごして、一日中音楽に浸りたい」と声を弾ませた。
たびたび同ホールの舞台に立つフルート奏者若林かをりさん(29)は「滋賀は音楽が盛んな土地だとアピールできる。愛好家が集まり、演奏家との距離が縮まるいい機会だ」と話した。
"誘致"にこぎ着けた井上建夫館長は「気軽に音楽に触れられる催しで、私たちが目指す『開かれた劇場』にぴったり。クラシックの入門としても、本格コンサートとしても楽しんでもらえ、地域の活性化にもつながる」と胸を張った。
「ラ・フォル――」は1995年に初めてフランス・ナントで開催。短い演奏時間と低価格で、敷居の高いクラシック音楽のイメージを打ち破り、人気を集めている。2005年には日本に"輸入"され、東京で、多くの人が一流の音楽に酔いしれた。
08年には金沢市でも開催され、今年は「びわ湖」のほか新潟市でも開かれる。
26日には、発案者で音楽プロデューサーのルネ・マルタンさんが同ホールを訪問。記者会見で、西日本初開催への思いなどを語る。
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