52校組み合わせ決まる 夏の高校野球滋賀大会

 7月13日に開幕する第94回全国高校野球選手権滋賀大会の組み合わせ抽選会が28日、近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターで行われ、参加52校の対戦相手が決まった。昨年優勝の八幡商は草津と、選抜出場の近江は八日市と、春の県大会を制した比叡山は八幡と、それぞれ初戦でぶつかる。

 開会式は7月13日正午から県立彦根球場(彦根市)で行われ、28日の決勝まで、皇子山球場(大津市)との2会場で熱戦が繰り広げられる。

 春の県大会ベスト4の比叡山、彦根東、綾羽、彦根翔陽は、シード校として2回戦から登場。今年からA、B、C、D各ゾーンの、日程に余裕がある指定枠に入ることになったため、4校の主将が指定枠の札を示した後、48校の主将が順にくじを引いた。対戦相手が決まるたび、各チームから歓声やどよめきが起こった。

 選手宣誓には35校の主将が立候補し、抽選で守山北の重松祥大主将(17)に決まった。重松主将は「いい大会になるよう、高校生らしく一生懸命な気持ちを込めて宣誓したい」と意気込みを話した。

 7月21、22の両日に今津スタジアム(高島市)で開催される第57回全国高校軟式野球選手権滋賀大会の組み合わせ抽選会も行われ、1回戦は大津商―比叡山、瀬田工―近江となった。

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