2010 びわ湖大花火大会 8月6日(金)

 

154.jpg◆場所取りシート「摘発」 

 大津市の大津港一帯で8月6日(荒天時は8月10日)に開かれる「びわ湖大花火大会」で、市などでつくる実行委員会は、開催数日前からレジャーシートを敷くなどする「場所取り」の”摘発”に乗り出す方針を固めた。

 大会には例年35万人以上が詰めかけるが、会場に近い「なぎさ公園」では、見物場所を確保するため、数日前からシートを敷く人が後を絶たない。護岸の石積を抜き取って重しにしたり、芝生にくいを打ち込んだりする悪質な例もあり、シートの多くは大会後も放置されるという。

 公園にシートを敷く行為は、厳密に言えば不法占用にあたり、石積の移動は器物損壊罪に該当する可能性が高い。石やくいで他の公園利用者がけがをする恐れもあり、実行委は、大会の数日前から1日数回、公園内をパトロールし、敷かれたシートを強制的に撤去することにした。今後、公園に看板を設置するなどして周知を図る。大会では例年ゴミの放置も激しく、実行委はゴミ箱約800個を準備するが、「シートもゴミもモラルの問題。皆が気持ちよく見物できるよう協力してほしい」と呼びかけている。

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